積み木で育つ、子どもの力

2025.08.18

今日は「木のおもちゃ・積み木」のお話をしたいと思います。
小さな頃に夢中になって遊んだ記憶がある方も多いのではないでしょうか?
積み木はとてもシンプルなおもちゃですが、そのぶん遊び方は無限大。子どもの成長にとって、本当に頼れる存在です。
そんな積み木が、子どもにとってどのような良い影響を与えるのか、ご紹介します。

積み木って、いつから遊べるの?

「いつ頃から積み木を与えるといいの?」という声をよくいただきます。

目安としては、生後6~8か月頃からがおすすめ。
最初は積み上げたり並べたりというよりも、「握る・触る・舐める」といった感覚遊びが中心になります。
この時期に大切なのは、安心して触れられる素材かどうか。
oteteの積み木は、赤ちゃんが舐めてしまっても安心なように、食品衛生法に準じた試験を合格済みです。見た目も手ざわりもやさしくて、プラスチック製の積み木とはまた違った魅力があります。

1歳を過ぎる頃からは、積み上げたり、ママやパパのまねをして形を作ったりと、遊びの幅が少しずつ広がっていきます。
2歳、3歳と成長するにつれて、ごっこ遊びや自分なりの「作品づくり」に夢中になるお子さんも増えてきます。成長に合わせて、積み木の魅力を発見していけるのがいいところですね。

丈夫で長く遊べる木のおもちゃは、何歳から与えても、何歳になっても遊べますよ。

積み木って、こんな力を育てます

積み木遊びは、形作りを楽しむだけでなく、心と体の発達にも大きな役割を果たします。
遊びながら身につく力は、成長の土台となる大切なものばかりです。

・集中力
・手先の器用さ
・想像力
・空間認識力、観察力
・数や色への興味

さまざまな遊び方を通して、これらが自然と身についていくのが、積み木のすごいところ。
まさに“遊びながら学ぶ”が実現できる、優秀な知育おもちゃなのです。

積み木の遊び方

まずは王道の「積む・重ねる」
ただ積むだけ…と思いきや、これが意外と難しい。バランスを取りながら積み木を積むのには集中力が必要です。遊ぶたびに手先の使い方も自然と上手になっていきます。
積む・重ねる遊びができてきたら、家族で「バランスゲーム」をするのも楽しいです。
「誰が一番高く積めるかな?」というシンプルなルールで、子どもも大人も夢中に。
「すごい!高く積めたね」「これ、何に見える?」といった会話から、子どものアイデアの芽がどんどん広がっていきます。
ときには「◯個だけ使って何ができるかな?」というチャレンジルールを加えるのもおすすめ。集中力や工夫する力が引き出されますよ。

そして「色や形を並べる」遊びもおすすめ。
赤・青・黄色…と色ごとに並べたり、四角・三角を揃えて置いてみたり。自然とパターン認識力観察力が育まれていきますよ。
発展して、「模様をつくる」遊びもおすすめ。丸と四角を組み合わせてお花の形にしたり、道のように並べてみたり。色彩感覚創造性がぐんぐん育ちます。

更に発展して、「ままごとやごっこ遊び」にも。
積み木がお家やレジ、動物の檻になるなんてことも。子どもたちの想像力には驚かされます。

親子で一緒に、積み木の時間を

木の積み木は、子どもだけじゃなく大人にとっても心地よい存在です。

ナチュラルな木の色味や手になじむ質感は、ただ手で握ったり並べたり、ころころと転がしたりするだけでも、なんだか落ち着きます。
木の手ざわりやほんのり香る木の匂いには、リラックス効果もあると言われています。

お子さまと一緒に遊びながら、大人もほっとひと息。
そんな時間が、お子さまの楽しい思い出になっていくはずです。

子どもにとって「遊び」は、世界を知る入口。
その中でも、積み木は一つの“道具”であり“パートナー”です。

お子さまの成長を見守る中で、ぜひ積み木の魅力をたくさん感じていただけたら嬉しいです。
それでは、また次回のスタッフブログで!

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